beみ・らいずが大切にしている「7つの力」


 

beみ・らいずでは、子どもたちが自分らしく地域で生活していくために必要な「7つの力」を育むことを大切にしています。
日常生活や外出の中で一歩ずつ経験を積むことで、将来の選択肢を広げ、安心して社会に踏み出していける力を身につけていきます。

①お金のやりとり

お金の種類や大小の理解
・買い物やおつかいの実践

【プログラム例】

・駄菓子屋やスーパーで実際に買い物をして、お金を支払う練習
・セルフレジ体験で「お札と硬貨の違い」「お釣りの受け取り方」を確認
・100円以内で好きなお菓子を選び、予算内でやりくり
 

②マナーを守る

・バスや電車のルールとマナーを学ぶ
・エレベーターやエスカレーターの乗り方

【プログラム例】

・電車の乗車体験(列に並ぶ/優先席を確認/静かに座る)
・エスカレーターでの立ち位置や安全な乗り方を実践
・外出後に「守れたマナー」を振り返るワーク
 

③計画を立てる

・行き先、移動手段やルートを調べる
・予定や予算を立てる

【プログラム例】

「今週のおでかけプラン」をみんなで立てる
・路線図やスマホアプリで目的地までの行き方を調べる
・500円以内で買えるランチを選んでスケジュールを組み立て]
 

④困ったときに助けを求める

・困ったときの連絡の仕方
・お店の人や駅員さんに聞く

【プログラム例】

・スタッフに「困ったことを伝える」練習を繰り返す
・「トイレの場所を聞く」ロールプレイ
・公共交通機関で駅員さんに実際に質問、お店で店員さんの質問
 

⑤危機を回避する

・防災、防犯について
・交通ルールについて

【プログラム例】

・横断歩道での安全確認を練習(右・左・もう一度右を見る)
・防犯ブザーの使い方を体験
・地震や大雨の時の避難行動をカードゲーム形式で学ぶ
 

⑥目的地に辿り着ける

・道の覚え方を知る
・電車やバスの乗り場、乗り方

【プログラム例】

・バス停から目的地まで歩き、目印を確認しながら道を覚える
・電車の切符購入から改札通過までを実際に体験
・ゴール地点を決めて「自分で地図を見て歩く」チャレンジ
 

⑦ツールを使う

・連絡ツールを知る、使う
・インターネット、乗り換え、地図

【プログラム例】

・スマホで「今から帰ります」と家にメッセージを送る練習
・乗換案内アプリを使って電車の時刻を調べる
・Googleマップで現在地を確認しながら目的地まで歩く